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初めてのエコ茶会

今回で14回を迎える、地球にやさしい中国茶交流会(通称 エコ茶会)に初めて行って来ました。

毎回、遠いのとイベントが重なる時期なので行くのを断念していたエコ茶会ですが、今回は用事が上手く重なっていて・・・実は東京に行くならと路銀を提供してくれた方がいて、急遽の東京行きが実現しました。

 

城崎温泉駅発、東京駅行きの高速バスに宮津駅から乗車して、大崎駅で下車しました。

品川駅で麺をすすって腹を満たしてから、浅草へ向かう乗り換えの為新橋駅で山手線を降りると身軽さに蒼ざめました。

ポケットにはネット用のスマホだけ持って、財布や携帯電話や電車の切符他全てが入ったバッグを麺屋に置き忘れて来ていました。

走って品川方面行きのホームへ向かい、「車内での通話はお控えください」の車内放送に仕様がなさを覚えながら北海道の友人にメッセンジャーで通話して麺屋に連絡のお願いを済ませ、電車の中で走りたい氣持ちを我慢しながら脱兎の勢いで麺屋に辿り着くと、ありました〜!

何とも言えない運を使い切ってしまったかも感と反省を、少なからず味わいながら再度浅草へと向かいました。

 

当初予定していた夜戦之月テント公演「二つ三つのイーハトーブ物語」第一部「堂々たるデク」は台風24号を避けて2日目の公演を中止していました。

※本日8日(月) 国立市矢川上公園が最終日です。

隅田公園山谷堀広場でテントをバラシ(解体)していた知り合い数名に軽い挨拶を済ませて、エコ茶会の会場(台東館)へと向かいました。

 

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隅田公園から台東館(東京都立産業貿易センター)までは徒歩で10分の距離、横断歩道を渡る途中で言問橋の向こう側にスカイツリーが見えたので、関係ないけどパシャ!

 

バッグ置き去り事件もあったけど台東館にはなんとか昼前に到着できました。

 

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エコ茶会の受付を済ませて、3年半ぶりに会えた主催者でもある森崎さんに挨拶して会場内のブース巡りへ GO!

 

途中で以前靑竈に来ていただいたお客さんに「もしかして」と声をかけていただき、飲んでいただいた包種茶がとても美味しかったと、嬉しい声を聞かせていただきました。

 

古今茶籍、新香醇、リリーの薔薇園、茶房茉莉花、茶清心、OTAKAYUKi、青蛾茶房、Tea Happiness、オーガニック・プーアール、China Tea 茶泉、ちょっぱ亭珠屋(高野茶園)、富士山まる茂茶園、茶心居、茶聖殿 TEA TALENT、台湾雑貨屋 フォルモサの日、交流広場で試飲をさせていただいているうちに時間は過ぎてしまい、残りの1時間はCraze4"T"Lab.での品茶をいただきました。

 

休憩なしの急ぎ足で廻った初めてのエコ茶会でしたが、セミナーやミニイベント、ワン&ツーコイン茶席を合わせると、交流広場を省いても1週間は必要な感じの盛り沢山な内容のイベントでした。

 

実行委員会とスタッフの皆様ありがとうございました。

また参加させていただけますよう、楽しみにしています。

 

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エコ茶会が終わって台東館を出ると徐々に雨脚が強まっていて、野戦之月の予定が無くなったので早めに WISE OWL HOSTELS TOKYO に着けると喜んで、八丁堀まで急ぎました。

 

完全に茶酔いの状態だったが、高山茶系を沢山飲んだせいか体も重くはないし頭はスッキリと冴え、歩く身体も少しふわついて上がり氣味の重心も心地よく感じた。

 

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5時に WISE OWL HOSTELS TOKYO に到着すると、台風で電車が運休になるので後のライブ企画は中止しましたと告げられる。

皆への挨拶は後にして、交差点の斜め向かいのファミリーマートへ、とぼとぼとビールと白ワインを買いに行く。

 

ビールを飲みながら玉井夕海さんと村田正樹のセッションを1曲と、玉井さんと大月ヒロ子さんとの話を少々聞いて東京湾ホエールズ1周年記念のイベントは幕を閉じたが、夜は帳が降りたばかりだった。

不破大輔さん、若林淳さんと少々話してサヨナラを言い、お茶を淹れながらお酒も飲んで玉井さんと大月さんと波多江崇行さんと一緒に夜を過ごした。

 

結局ホステルのラウンジでずっとお茶を淹れながらお酒も呑んでていて、ホステルの宿泊していたお客さん達にも飲んでいただいてるうちに昼前になったので、ホステルのスタッフに頼んで玉井さんを起こしてもらい、同じビルに隣接している「フクロウ」で昼餉をごちそうになった。

その後は玉井さんと人形町の小梅茶荘へ行った。

 

靑竈が京都から伊根に移ってから小梅茶荘がオープンしたての頃に行って以来だから9年ぶりかな、伊根に帰ってから気が付いたけど、茶葉を4種類6000円ほど購入していたらしい。

佛手の武夷正岩茶と台湾の佛手と凍頂を2種、酔っていたのか記憶が定かではないが悪くない選択だったと思う。

 

その後のことは、仕事を早めに終えた知り合いと有楽町で待ち合わせをしてからになります。

続きはそう長くないのですが、文章が割と苦手な上にいつもより少々長くなったので次回に続きます。

 

下の写真は「富士山まる茂茶園」さんの大寒茶、ホステルで淹れてみたけど1枚で30煎以上は出したような氣がする。

 

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年末年始の営業案内

今年の年末年始も靑竈は休まず営業しています。

座敷はホットカーペットなどの暖房が有りますが、舟屋の方は外と同じ氣温なので温かい服装でお越し下さい。

 

今年の初雪は12月11日でした。

数日後には解けてしまいもう一度降って段々と寒さも増して来ています。

 

またしても久々のブログ、最近の雑記ですがほぼ肴の写真。

 

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初めて作ったヒラメの一夜干し。
さっと炙っていただきました。悪くないお味で小さいヒラメを食べるにはいいかも。


 

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伊根の漁港で100円で仕入れた傷物の魚達。
ウマズラハギとアカヤガラと鯛のお刺身と鯛のお汁。


 

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割り箸を探していたら出て来た台湾のファミリーマートで貰った割り箸(中国製)。


 

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12月17日、靑竈の2階から撮った写真。
五葉松と向井酒造と電柱と近所の街並み。


 

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伊根漁港で貰った(買った?)マツウオ(スズキ目所属)。
鱗が固い。


 

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夜になると海草を食べに靑竈の壁(水中)を栄螺(禁漁ね)が這い上がって来ます。
氣温が下がって来ると鮑(禁漁ですね)も上がって来ます。
栄螺の身の表面の黒い部分は切り取った方が好き。


 

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傷物で安く貰って来たウマズラハギの肝と最近お氣に入り(安い、殆どただ!)のミシマオコゼの刺身。


 

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やって来ました、アイゴの季節!
沖縄では稚魚をスクガラスにして食べる鰭に毒のある魚!


 

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みそ汁でいただいたイシガニ(ガザミ科)とハコフグ。
ハコフグは皮にパフトキシンがあり体内にパリトキシンを蓄積していることがあるらしい。
死亡例もあり要注意ですが大好物!
身と肝を出して味噌と和えて戻し入れ上からの火で焼く。
オーブンで焼いてしまったので下に穴が空いて旨味が流れ出してしまい、残念ながら初めての失敗。


 

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満を持して来年から販売されるらしい下野伸治さんの新しいハムスライサー。
上下合わせて120kg(60kg+60kg)のマシーン。
これで切るとハムが口の中でとけるんです。
感動的な香りと味で、お野菜と合わせるとハムもお野菜も美味しさ倍増します。


 

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小浜で作られている鯖のへしこのなれ鮓!
これは美味い、最近お土産で頂いたむっちゃ美味い一品。
生でもいけるがさっと炙るとまた格別。
ご飯にも酒の肴にもむっちゃ合います。


 

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12月4日のほぼ満月が対岸から昇って来るのを舟屋から眺めて。

 

 

今年も沢山の方にお越しいただいて靑竈の台湾茶を楽しんでいただき、好い思いをありがとうございました。

初めての方々にも烏龍茶ってこんな甘い香りがするんだーと喜んでもらえて幸せです。

また来年も、お茶の香りを引き立ててるように水を仕上げてお待ちしていますので、喫茶の方も宜しくおねがいします。

 

 

 

 

 

 

 

大寒の水

 今日が2月3日で節分だと氣づいたのは、京丹後の峰山へ(原チャリで片道1時間)パスポートの更新に出かけた帰り道。

寒いのと道路に雪が残っていたので、今年初めてスーパーマーケットへ食品を買いに行った魚売り場。

いつもなら魚が並んでいる棚が真っ黒で目を疑ってしまったけど、黒い棚が恵方巻き用ののり巻きだと氣づくのにそう時間はかかりませんでした。

もちろんお惣菜コーナーにものり巻きが沢山あって、のり巻きがこんなに売れるイベントになったんかい?と少し驚きました。

ちなみに恵方巻きを食べる習慣が私にはありませんが。

 

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 今年に入って3回目の水汲みでしたが、世に言う大寒で、この時期に汲んだ水は数年経っても腐らないといいます。

 

 前回汲んだ水がいつもと違い、汲んでから5日経ってもお茶に使える様になってはくれず、半分諦めかけていましたが15日後にやっと変化が。

以前も2回(昨年と3年前)水の状態が変わってしまい半年ほど戻らなかったことがあったので、また悪夢をみてしまうのかと心配しましたが、多分この寒さで水も冬眠していたということにしておきます。

 

 前回のブログ更新からまたしても久々の更新で、今年初。

 もうすぐ立春ですが、皆様今年も靑竈をどうぞよろしくお願いします。

 

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台湾茶の仕入れ

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 7月末から9日間、台湾にお茶の仕入れに行ってきました。台湾では7月31日から1ヶ月間が今年のお盆、以前、舞踏の舞台製作で1ヶ月ほどお世話になったハンセン病療養所「楽生院」(1930〜 )へ向かい納骨堂で祈りを捧げました。
 昨年は天候の影響で今ひとつであった台湾茶ですが今年はどうでしょうか?楽しみと少しのドキドキ感をもって茶農家へと向かいます。茶の香りと味覚を探り分ける体調は万全です。最初に向かった台北郊外、文山区の茶農家であいさつを交わし淹れていただいたのはなんと静岡産の煎茶。実はここの若主人は日本茶のインストラクターの資格を持ち、台湾でも知らない人はいないと噂の○○茗茶で緑茶の講義もされています。今年の3月10に緑茶を仕入れて帰国したそうです。放射能で影響のでている日本の茶樹の心配をされていました。空腹に低温度でじっくり淹れた煎茶は沢山はいただけません。早速台湾茶の試飲をお願いしました。
 今年のお茶の感想ですが靑竈で仕入れている茶農家はそれぞれの適地と作っている茶樹の香味の特色が際立っていて素晴らしい出来具合でした。成分の強い茶を作るのが好きだという茶農で正午にいただいたお茶では、量は試飲ていどに控えましたが、その日他のお茶を飲まななかったのに覚醒してしまい少し寝苦しい夜をすごしました。などエピソードは豊富な今回でしたが、どの農家も茶の出来のせいか元気で明るく、落ち着いた自信に満ちていました。勝手な思いですがいつもこうであってほしいと空を見つめ好天候を祈ります。写真は宜蘭の茶農家でいただいたお昼ご飯です。瓶の中にはタイヤル族のどぶろく「小米酒」。

マエソの蒲鉾

P7100031.JPG  今年も夏とともに漁港にはマエソやアゴ(飛魚)が姿を現しはじめました。昨年からはまっている蒲鉾作りの季節、伊根町には魚屋がないので朝6時すぎに漁港に向かいます。夏は比較的漁獲量の少ない時期ですが鯵やするめいか、白いか、鱧、鯛、ホウボウなどが定置網に入ってました。この日は40cmほどのマエソと手のひら程のカワハギを分けていただきました。合計100円なり。
 マエソは骨が多いので尾びれのほう4/1は刺身でいただきます。残りは蒲鉾です。100gに対して塩1gを入れすり鉢ですりますとだんだんとねばりがでてきます。それを板にのせ蒸しますと蒲鉾の出来上がりです。塩だけで固まりますのでほかのつなぎは入れません。アゴや他の白身魚を加えてもよし、夏の楽しみです。
※靑竈は今月末29日から台湾出張のため1週間程休業させていただきます。

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