茶梅

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 茶梅(チャバイ)とはサザンカのことで学名はCamellia sasanqua、お茶の木は学名Camellia sinensisで同じツバキ科に属します。
 今回ご紹介するのは靑竈特製の茶梅(ちゃうめ)、1年と8ヶ月の漬かりを経て昨日、お客さまに初お目見え。ちゃっかりお褒めのことばをいただきました。
 さっぱりとした甘さと酸味のバランスがたまりません。ほんのり苦い烏龍の葉とのハーモニーを合わせてお楽しみ下さい。愛媛産の梅と烏龍茶で漬けた茶梅には、靑竈のお茶請けとしてしばらくの間活躍していただけそうです。

赤松 陽構造さん

 久しぶりに猿の訪問です。襲撃といったほうが彼にはよいのかもしれませんが、美術作家の藤浩志に刺激をうけたのか茶室に米をぶちまけてくれました。
 さて、NHKの大河ドラマ「八重の桜」の放送が1月6日から始まりました。ご承知の方も居られるとは思いますが、題字などで表現された赤松陽構造さんは当店のロゴタイプの制作者でもあります。靑竈の向かって左の赤い小さなもの、こりゃなんだという質問をこれまで二三度うけたことがあります。落成款識(らくせいかんし)略して落款とよばれるもので朱印には陽の文字が刻まれています。一寸した話題作りに、お世話になったあの人へ、靑竈のお茶をご利用ください。

魚醤

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おならをして、あまりの臭さに窓をあけたら、それはゆめでした。
三年半漬けていた魚醤を一日かけて搾りました。伊根浦の鰯と山塩小僧の塩で作りました。さぁ〜て、どんなおあじかな。今なら靑竈で味わえますが量が少ないのでお早目に。

お茶漬けな夜

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 鯖のへしこの皮の、なんとも弾力のあること。二年物の宮城産伊根中漬けのへしこを新米にのせて、佛手茶をそそぎました。
 感想としては新米の甘味がつよすぎて、へしこの甘味と相乗、侘び寂びさらさら〜っとして、ない。
〆飯にしては少しゴージャス過ぎな味わいでした。好きずきでしょうが、お米も寝かせた物であわせた方が今宵のイメージに近かったかな。

新米

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今年も新米をいただきました。お隣の蔵人としても活躍のかもとさんから分けていただきました。ついでに穫れたてのピーマンも。今晩は新米を炊いて、焼きピーマンを肴に。

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